横浜民が出身地を聞かれ、神奈川ではなく『横浜』だと言ってしまう理由【プライドは関係ないんです…】

横浜出身者が出身地を聞かれ「横浜です」と言ってしまう理由 YOKOHAMA

こんにちは。

今回は横浜出身者が出身地を聞かれた際に『(神奈川ではなく)横浜です』と言ってしまう理由について話していきたいと思います。

横浜市民はよく『プライドが高ァい!』だのなんだのボロクソ言われてますが、出身地を聞かれて『横浜です』と言ってしまうことに関してはプライドの問題ではないと思うんですよね。
僕も横浜で育ったので気づきました。

『いや横浜出身なら客観的な指摘できないじゃん』と思った方もいるかもしれません。しかしご安心ください。
金沢区とかいう老人ばっかりの僻地(田舎)出身なのでプライドなんて微塵もありません。
横浜中心部と離れすぎててあの辺りの人達とはもはや別の出身地なので、客観的に見れているつもりです。

では解説に入ります。どうぞ。

『神奈川』と聞く機会が少なすぎる

環境と教育の影響

まず、横浜で育った人間は子供の頃から『横浜』という文字に触れまくります。

地元にあるお店など商業施設は『横浜〇〇』という名前のものばかりですし、プロスポーツをしている団体も『横浜DeNAベイスターズ』『横浜Fマリノス』『横浜FC』『横浜ビーコルセアーズ』といった『横浜』を冠しているものばかりです。

それらに囲まれた上、学校の課外学習などでも『横浜市立〇〇』と名乗った施設に行ったりしています。学校そのものの名前も『横浜市立〇〇学校』です。(高校でも横浜市立が結構多い)

こんな環境で『ここは神奈川で、自分は神奈川出身だ。』なんて意識、芽生えるわけがないんです。

そのため『神奈川なんて田舎くせえ!俺の地元は横浜なんだ!』って意識を持って『横浜出身です』と言っている人なんて本当にごく一部だと思います。
『横浜』という言葉に触れすぎて、ここは神奈川なんだという意識が薄くなっちゃってるだけなんです。

実際僕も『神奈川』と言ったり書いたりしたことは片手で数えられるぐらいしかないですし。
履歴書ぐらいですかね。
『そういやここ神奈川だったな…』という意識にさせてくれるのは。

金沢区という辺境横浜出身の僕ですらこれなので、中心部出身の人たちはもっと『ここは横浜だ』という意識を植え付けられてきてることなのでしょう。

わざと横浜出身を名乗ってるわけじゃないと思いますよ。ほんとに。

横浜市の規模が大きすぎて(市域が広すぎて)、いろんなものが『横浜』を名乗りまくるため『ここは横浜なんだ』って意識にさせられてるんです。

『中心部じゃなくても『横浜〇〇』って名乗っとけばオシャレ感出るでしょ』みたいな考えで屋号決める人もたくさんいるし。

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そもそもプライドなんて持ってねえよ

これは僕だけかもしれませんが、そもそも横浜ってプライド持てるような都市じゃないと思います。

横浜駅周辺は汚いし臭い、桜木町とか伊勢佐木町は外国人(特にお隣の国の人)ばっかり。
市北部は子育て世代と子供しかいない、南部は老人しかいないため活気も娯楽もない。
工場ばっかりなので海水浴も別に楽しめない。
そもそも全体的に人が多すぎる。

んな地にプライドを持てたこと、僕は一度たりともありません。

横浜市民全員がプライド高くて横浜に誇り持ってるみたいな言い方してる人達、それ本当にやめてくれ…

というかそもそも『地元にプライド持つ』って考え方が僕はよくわからないんですよね。
結局全員同じ日本人じゃん。なんでその中でいちいちマウント取りたがるんだろう…

地元にプライド持ってる人は多分日本全国にいると思うんですけど、横浜は人口が多すぎるので悪目立ちしちゃってるんでしょうね。

まあ、個人個人の問題なのに主語を大きくして『〇〇地方の奴らは〇〇なんだ!だからもれなく全員叩くんだ!』みたいなこと言ってる人がいるのは今に始まった話じゃないんで気にしてもしょうがないんですけど。

まとめ

ということで今回は『横浜民が出身地を聞かれ『横浜です』と言ってしまう理由』について話していきました。

横浜出身者が『出身地?(神奈川ではなく)横浜です』と言ってしまう理由についてはよく『神奈川って言っても『神奈川のどこ?』と聞き返されるから』みたいな説が有力候補として上がってますが、僕は全然違うんじゃないかなと思っています。

意識して横浜出身を名乗ってるわけじゃないんですよほんとに。
『横浜』と掲げたものを見すぎて、『神奈川』聞く機会が少なすぎて無意識下でそう名乗ってしまっているんだろうな…というのが辺境横浜で育った僕の見解ですね。