免許合宿、辛くて帰りたいのは第一段階だけでした。そこを越えれば割と楽しい。

免許合宿、つらくて帰りたくなったのは第一段階だけでした 教習所転校物語

どうも。
今月の8日から免許合宿に行っていた者です。

いやー…
つらかったですね。
特に第一段階の中盤あたりがもう本当につらくてつらくて…
その時期は『免許合宿 つらい』『免許合宿 帰りたい』などの言葉を毎日5回ぐらい検索していました。

しかし…結論から言うと、第一段階の終盤に入ってからはつらさがだいぶ和らいで楽しいと思える瞬間すら出てくるようになりましたよ。

まあ私は路上教習コースのあまりの鬼畜さと宿舎の民度の終わり具合に嫌気がさし第二段階の途中で教習所を変えてしまいましたが…

今もし第一段階の教習を受けている最中で『つらい』と感じられている方がいるのであれば、その感情はもう少しで消えていきますのでご安心ください。って話を今回は自分の辛かった経験談も交えてしていきたいと思います。

一番つらいのが第一段階

※自分語りかなり多めです。苦手な方は5つ目の項目まで飛ばしてください。

即ぼっち化

合宿先教習所の校舎に着いて諸々の手続きや検査などを済ませた私をまず待ち受けていたのは…

『ぼっち』という現実でした。

まあ1人で行ったんで当然っちゃ当然なんですけどね。

私と同じタイミングで入校した人もちょうど10人ぐらいいたんですけど、誰1人として会話をすることはできませんでした。

いやだって変だし迷惑になるかもしれないじゃないですか。
入校初日でみんなちょっとバタついてる中声かけたりするの。

まあコミュニケーション能力が高い人ならそんなん気にせずガンガン声かけて友達を作れるんだと思いますけど…『迷惑になるかもしれない』という言い訳じみた理由で人に話しかけることを避けるような私には無理でした。

ていうかそもそも私と同じタイミングで入校した人は『カップルプラン』なる男女ペアのプランで来てる人が2〜3組ぐらいいたんですよね。
めっちゃリア充オーラ漂ってる。
声なんかかけられるわけねぇ。

当然向こうからも声をかけてくることはないし。

ってことで、無事友達を1人も作れなかった私は入校初日にして独り寮の部屋へと引きこもるのでした。
この時点でもう若干つらかった。

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運転が下手で絶望

そんなこんなで寮に引きこもりながらスマホでYoutubeを見て気を紛らわせていた私ですが、ついに(入校日の夜)初めての”運転”をする時が来てしまいます。

まず緊張しながらも運転席へと乗り込み、教官の指示に従ってシートやミラー類を自分の位置に調整し、クラッチとブレーキを踏みながらエンジンをかけました。

そして教官の『じゃあ発進してみましょうか』というセリフに『はい!』と威勢だけよく答えた私は、ギアを1速に入れサイドブレーキを下ろしブレーキペダルから足を離すと同時にアクセルペダルを踏み、同時にクラッチからも足を離しました。

すると…

『ブォオオオオオオオオオオン!…ガタガタガタ』

無事エンストしました。

『あれ?おかしいな?』と思いながらもエンジンをかけ直し、教官の『もうちょっとアクセルを軽く踏みましょう』などのアドバイスも取り入れながら再度挑戦します。

すると…

『ブォォォォォ…ガタガタガタ』

またエンストしました。

教官のアドバイスを意識しすぎて、アクセルの踏む量があまりにも少なくなりすぎていたようでした。

それを指摘されて、『じゃあもうちょっとアクセル踏むか』と思いそれを意識して再挑戦してみたら今度は踏みすぎ&半クラ急すぎでまたまたエンストしました。

その後も何度も何度も挑戦してみるも、アクセルとクラッチの操作が全然うまくいかねえ。
エンストしまくり。

教習が終わる頃にはもう『俺って運転のセンスなくね…?』と思うようになってしまっていましたね。

もうそこからは絶望ですよ。
寮に帰ってからはずっーと『俺MT無理じゃね…?もうキツくね…?辞めた方がよくね…?』と考えてましたし、ぼっちだったの相まってつらすぎて『帰りてぇ…』とずっと頭の中で呟きながら夕食を食べてシャワーを浴びて歯を磨いてベッドに入り、寝ていました。

絶望に深入り

しかし、どれだけ帰りたいと感じてもそれと同時に『まだ仮免すら取ってないのに帰るのは流石にやべえだろ』という理性的な感情が湧いてきて、私を合宿へと留めます。

『本当につらいし帰りたい』という気持ちを必死に押し56して、翌日以降も教習を受けに行きました。

その結果、つらさが更に増しました。

初日に比べるとエンストの回数自体はだんだん減っていったのですが、それに比例してハンコが増え、坂道発進S字クランク後退などの難しいことをやらなければいけなくなったからです。

しかもその頃になると教官がちょっとやそっとのことでは褒めてくれなくなります。
エンストしないクラッチ操作や脱輪しないハンドル操作は『できて当たり前』という扱いになっちゃいます。

この頃が本当に一番つらかったですね。

発進停止やシフトチェンジやハンドル操作をうまくこなしても教官は『ふーん…』みたいな顔して何も言わんし、そのくせ坂道でエンストしたりS字で脱輪したりすると『ちょっちょっ…今のはもっと◯◯しないとダメですよ』みたいなこと言ってくるし。

まあ今考えたらそれは特に変な指導というわけでもないんですけど、運転が下手すぎて落ち込みがちになってる時にそういう指摘ばかりをされたら『ああ…やっぱり自分ってダメなんだ…もう運転無理かも…』とは思っちゃいますよね。

そんな感じで、第一段階の中盤(5時限目〜10時限目あたり)は一番つらかったです。

前述の通り『免許合宿 つらい』『免許合宿 帰りたい』などの言葉を毎日5回ぐらい検索するようになっていましたし、教習を受けに行く前に『行きたくねぇ…』と10回ぐらい呟くようにもなっていました。

もうまさに生き地獄ですよ。

大袈裟ですが、当時はマジでそう思っていました。

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絶望が消え、楽しくなる

と、本当に嫌々ながらも仕方なく毎日教習を受け続けた私ですが…

10〜11時限目になるとつらさが消え、若干楽しくなってきました。

理由は簡単で、運転に慣れてきたからです。

発進停止はもう9割ぐらいの確率でエンストをせずできるようになっていたし、カーブも先を見通してうまく曲がれるようになっていたし、S字やクランクは脱輪をせずパスできるようになっていました。

まあ坂道発進は相変わらず苦手でそれだけはちょっと嫌だったんですけど…

坂道以外は仮免合格レベルで走れるようになったので、心に余裕が生まれたんです。

もうここまで来ちゃえばあとは楽でしたね。
修了検定までの4〜5時限は車好きの教官と雑談したりしながら楽しく過ごせましたよ。(これは好きじゃない教官にNGを出して変えてもらったのも大きい)

そして同時に、つらかったのは技術不足や教官との相性が原因だったのだなと悟りました。

もうその2つですよね。
『免許合宿に来たもののつらすぎて帰りたい…』と悩んでしまっている方の主な悩みの原因は。

解決法

『技術不足』『教官との相性』

1つ目は慣れやイメージトレーニングで解決できますし、2つ目は教官NG制度で解決できます。

いずれも第一段階特有の悩みで、第二段階に入れば襲ってくることはあまりないですね。

なので今まさに第一段階の途中で『つらい…帰りたい…』と感じている方はもうちょっと頑張って第一段階修了(仮免試験)までは続けてみましょう。

そこを越えれば辛さは必ず消えていきます。

また修了検定(仮免試験)は数人のグループで受ける上、みんな緊張していて安心を求めるので友達もできやすいです。
私はそのタイミングで数人に声をかけ友達になり、ぼっち問題を解決しました。

第一段階の途中で辞めちゃうのは本当にもったいないです。

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まとめ

ということで、今回は『免許合宿でつらいのは主に第一段階の中盤以前で、そこを超えちゃえば楽しくなってくるよって話』を自分の体験談に基づいてしていきました。

もう何回も言いますが、一番つらいのは第一段階の中盤です。
『免許合宿 つらい』と検索している方も今まさにちょうどその辺りで躓いてしまっている方が多いのではないでしょうか。

だとしたらそのつらさはもうちょっとで消えます。
安心して卒業まで突っ走りましょう。

とは言っても完全に安心しきっちゃって何もしないのはもちろん良くないんで、Youtubeに上がっている技能教習動画を見て予習復習をしたり、好きじゃない教官にNGを出したり、友達になれそうな人に声をかけたりといったつらさ対策をしっかりと行っていきましょう。

そうすれば1ヶ月後のあなたは無事に運転マスターとなっているはずです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。