グーグル等の検索エンジンでギターについて調べようとすると、検索候補に『ダサい』と出てきてびっくりすることがありますよね。
特にスクワイヤーやバッカス、SGなんかで。
しかしこの検索候補をみて気にする必要は特にありません。
なぜなら他人のギターに『ダサい』と言ってしまっている人たちは薄っぺらいからです。
今回はその理由について詳しく話していきますね。
『ダサい』マウントはロックの敵
『廉価ブランドだから』と貶す
まず、ダサいと言われているブランドたちを挙げていきます。
先述したスクワイヤー、バッカスの他にヤマハ、James、ESPなどですね。
これらのブランドの検索候補に『ダサい』と出てしまっています。
しかしこうやってズラーっと並べると何か気づきませんか…?
そうなんです、ほぼ全部『値段の安さ』で有名になっているブランドなんです!!!
まあESPは違いますけど、『フェンダーギターやギブソンギターの廉価コピーを作っていた』という点でほぼ同じだと思います。
なおフェンダーやギブソン、グレッチやPRSは一切ダサいなどと言われていません。
廉価ブランドのギターと見た目が大きく違うわけでもないのに。
もう色々と察せますよね。
本家とほぼ同じ見た目のギターを作っていたとしても、『安物』というだけで『ダサい。恥ずかしい。』と貶されてしまうんです。
廉価ブランドギターの見た目そのものに対して『ダサい』と主張している人は一切見ませんし。
なんか本当に…『ハイブランド至上主義』みたいなものが根強すぎますよね。
廉価ブランドを貶している彼らはギブソンやフェンダーのロゴから音が出るとでも勘違いしてるのでしょうか。
ロックをやる人間としてあまりにも薄っぺらすぎますよ…
プロが使ってたら『ダサい』と言われない模様
廉価ギターメーカーの中でも『エピフォン』に関しては別で、ダサいと言われることはスクワイヤー等に比べあまりないです。
検索候補にも『ダサい』という言葉は見当たりません。
これ、なぜかというと『プロが使ってるから』だと思います。
具体的に名前を挙げるとビートルズのジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニー、オアシスのノエル・ギャラガー、ストロークスのニック・ヴァレンシなどですね。
彼らは売れてからもずっとエピフォンのギターを今日に至るまで使い続けています。
エピフォンがスクワイヤー等とほぼ同じ立ち位置であるにも関わらずダサいと言われないのは彼らのおかげなんですよね。
日本人ロックンローラーでビートルズやオアシスの影響を受けていない人はほぼいないので、彼らに泥を塗るようなエピフォンへの蔑みはできないんです。
しかしそう考えると、スクワイヤー等に『ダサい』と言っている人らの薄っぺらさがさらに目立ちます。
大手メーカーの廉価モデルを作ってるというほぼ同じ立ち位置のブランドなのに、それらに対して『有名ミュージシャンが使ってたらダサくない』『有名ミュージシャンが使ってないただの廉価ブランドだったらダサい』という思考回路になっちゃってるってことですもん。
あまりにも権威主義的すぎるでしょ…そんな人たちがロックを名乗って音楽やってたりするんだから呆れます。
権威主義・ハイブランド志向はロックと真逆ですよ。
まとめ
ということで、今回は『ギターにおいてダサさを気にする人達の薄っぺらさ』について話していきました。
この記事を読んで、検索候補の『ダサい』は気にしなくていいんだ…!と思っていただけたのなら幸いです。
ロックンローラーはそこから生まれてくると思うので。