教習車のMTカローラアクシオが楽しかった話。とても軽快でした。

MTのカローラアクシオが楽しかった話のサムネイル 教習所転校物語

どうも。
今月の8日から免許合宿で普通免許を取りに行っていた者です。

選択したミッションはMTで、頻繁に乗っていた教習車はトヨタ・カローラアクシオ(NZE161型)でした。

いやー…かなり楽しい車でしたね。MTのカローラアクシオ。

まあ行った教習所自体は路上教習のコースが鬼畜すぎたり男性宿舎の民度が終わっていたりして不快な気分になることも多々あったんですけど、所内でカローラアクシオを運転している分には楽しかったです。

今回の記事ではその理由について運転初心者なりに考察していきますね。

カローラアクシオのMTは楽しい

軽さを活かしたコーナリング

カローラアクシオの教習車
↑これはAT車

私がカローラアクシオを楽しいと思った理由としては、まず『軽い』ということが挙げられます。

これはトヨタ公式サイトにあるカローラアクシオの諸元表を見ていただければ即わかることなのでご存知の方も多いと思いますが…

あの車、MTだと車重が1070kgしかないんです。

私が教習で乗ったマイナーチェンジ前の1.5Xグレード車でもその数値は全く同じでした。

もうコンパクトカーみたいですよね。
昨今のセダンで車重が1.1トンを切ってる車なんてほとんどないので、この軽さは希少です。

そしてカローラアクシオはこの車重が影響して、コーナーなどをとても軽快に曲がれます。

自分の思い通りにヒラヒラと動いてくれる感じが心地よく、某メーカーが提唱している『人馬一体』のような感覚を味わえました。

まあ”ハンドルを切れば切った分だけ曲がっていく”みたいなスポーツカーさながらの感覚はありませんでしたが、それでも普通に街にあるカーブなどを曲がる上ではしっかり楽しさを味わえましたよ。

曲がるのが楽しみになる車でしたね。

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パワーがそこまでない

私がカローラアクシオを楽しいと思った2つ目の理由は『パワーがそこまでない』です。

これはどういうことなのかと言いますと…

『1.5リッターは結局どこまでいっても1.5リッターでしかないので、そのほどほどなパワーを使い切れる楽しさがある』という意味ですね。

私は路上教習で熱海の峠を走らされたのですが、そこには結構な勾配の上り坂がたくさんありました。

場所によっては1速に入れないとエンストしてしまうようなところもあったのですが…

そういう道をアクセルベタ踏みで走破していく事に楽しさを感じたんです。
大排気量の車ではあまりできないことじゃないですか。ベタ踏みなんて。
それをできるのが爽快でした

まあ運転に慣れてないうちにやる路上教習でそういう上り坂を走るのは正直楽しさより怖さの方が上だったので私は嫌でもありましたけどね。

しかし運転に慣れている人からすれば楽しいと思います。

取り回しが良い

私がカローラアクシオを楽しいと思った3つ目の理由は『取り回しが良い』です。

もうこれはそのままですね。

カローラアクシオは全長4400mm、全幅1695mm、全高1460mmのコンパクトサイズなので取り回しが良いです。

路上教習で走らされた狭い道をスルスルと抜けていける事に若干の楽しさを覚えました。

まあこれも上記と同じくスキルと経験の無さ故に楽しさより怖さの方が上だったんですけど…

クッソ狭い峠道で対向車の準中型トラックの横を平然とすり抜けられた時は若干の楽しさを覚えたため記しておきます。

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カローラとの比較

最後に私がATの教習で2時限だけ運転した『カローラ(アクシオじゃなく3ナンバーの新しいやつ)』との比較もしていきますね。

カローラのヘッドライト

(これがアクシオじゃないカローラ↑)

まず、ミッションがATあったことを抜きにしても楽しさはアクシオの方が全然上でした。

カローラってXグレードのガソリン車でも車重が1230kgあるので、アクシオに比べたらだいぶ重いんですよ。
それがカーブとかでモロに響いててですね…

アクシオで感じられた軽快感がカローラでは全く感じられませんでした。

まあこれはしょうがないですよね。
アクシオにはない快適装備や安全装備をいっぱい積んでるわけですから。
その対価として楽しさが失われてしまったのでしょう。
万人受けするのはカローラの方だと思います。

しかし、その代わりカローラには安定感がありました。
路面にへばりつくような感覚や、狙った走行ラインから外れまいとする感覚が強かったです。

これは車重だけじゃなくサスペンションとかも関係してるのかな。
最近のトヨタのセッティングはアンダーが出やすい安定志向だってちょくちょく言われてますもんね。

ATだったのも相まって、安心して運転できるのはカローラの方でしたよ。

軽快で楽しいカローラアクシオか。
どっしりしてて安心できるカローラか。
どちらを選んでも間違いはないですが、私はアクシオの方が好みです。

生産終了せず残してくれていることに感謝ですね。

まとめ

ということで、今回は私が教習で運転した『トヨタ・カローラアクシオ(NZE161型)の楽しさ』について語っていきました。

いやー…非常に楽しい車でしたね。
これを書くために色々と思い出していたらまた乗りたくなってきちゃいました。

んで今試しに新車価格を確認してみたら、EXグレードのMTで160万しかしないんですねこれ。

まあ内装とかは割とチープだったんでそこまでの驚きはないですが、軽でも200万するこの時代にあのレベルの車が新車160万で買えるのは安すぎますよ。

非常にコストパフォーマンスが高いですね。
3ナンバーのカローラが出た今でもある程度の台数売れている理由がわかりました。

最後まで読んでくださってありがとうございました。