優里『ドライフラワー』の歌詞、ひどすぎる…意味不明かつ支離滅裂でヒットしたのが信じられない。

優里『ドライフラワー』の歌詞がひどい話のサムネイル わたしの意見

2020年に優里がメジャー2ndシングルとしてリリースした曲、『ドライフラワー』

翌年の2021年にはストリーミングでの累計再生回数が5億回を突破し、その年を代表するレベルのヒット曲になりました。

しかしこの曲の歌詞について調べようとすると、検索候補には『ひどい』という言葉が出てきます。

それ完全に正論で、ガバガバかつ支離滅裂な部分が多すぎですよ。この曲の詞。
1つずつ詳しく解説していきますね。

意味深のつもりが支離滅裂になってしまっている詞

『歌詞を確かめながら見たい』という方もいらっしゃると思うので動画を貼ります。

1番Aメロ

まず、イントロを聞いた瞬間驚きました。

『今時まだギター使ってんの?』って。(この発言の後普通にギターを使い、自身の薄っぺらさを露呈させてしまったセカオワ深瀬さんについてはこちら

DAWでいくらでも新鮮な音作れる今の時代に、こういうポップスラブソングでギターを使う理由って何なんでしょうね。3年以上前の曲ですけど、当時の基準で見ても古臭いよ。

まあ詞とは関係ないのでこの話は切り上げます。

本題の詞についてツッコむと…
『余裕のない2人だったし 気づけば喧嘩ばっかりしてた…(中略)きっと私たち合わないね』というところがまずおかしいです。

『余裕のない2人で、喧嘩ばっかり』と言ってるってことは多分彼氏側も彼女側もキレやすい人だったんだろうなと想像できますけど…

それ相性とかの問題じゃなくね?
『余裕がなく、喧嘩になりやすい人』って誰と付き合っても合わないでしょ。
余裕のない人が余裕のある人と付き合って、むこうに我慢を強いることを『合う』とは言わないですよ…?

むしろ2人とも余裕がないんだったら似たもの同士ってことで合うと思いますけどね。

Aメロの時点で設定がもうガバガバです。

1番Bメロ

次は1番Bメロのガバポイントを解説します。

まず『もしいつかどこかで会えたら 今日のことを笑ってくれるかな』という部分についてです。

その類のセリフ、失恋ソングで何千回も聴いたよ…完全に王道ポップス曲の模倣ですね。

新鮮さは一切なく、かといって繰り返すことによる面白みがあるわけでもない詞です。

そしてその後には『理由もちゃんと話せないけど あなたが眠った後に泣くのは嫌』という詞が続いてます。

いや理由話せないのかよ。
泣いちゃうほど追い詰められてるなら理由の1つぐらい言えるだろ普通。

なんなん…?

おそらく優里は『恋人に泣かされる』という経験をしたことがなく、この部分を妄想で書いたんでしょうね。
『失恋して辛そうな感じの雰囲気を適当に出しとけば恋愛脳の女たちから支持得られるっしょ!』って感じで。

薄っぺらいです。

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1番サビ

『声も顔も不器用なとこも 全部全部嫌いじゃないの』

え…?
泣かされるレベルで嫌な思いしてんのに嫌いじゃないの…?

これ僕が女性心理を理解できてないだけなんですかね?

泣かされるレベルの嫌な思いをしてたら普通相手のこと何もかも嫌いになると思うんですけど…
この曲の主人公はそうじゃないみたいです。

『泣かされるのは嫌だけど声や顔は好き』ってことかな…?

いやそうだとしたら『全部全部嫌いじゃない』のセリフと辻褄が合いませんね。

もうよくわかりません。

ただ、この曲が支持されてるってことは優里のこの詞が複雑な女性心理を表せているんでしょうね。

男からしたら支離滅裂ですけど。

2番

2番は失恋ソングの王道を模倣したみたいな薄っぺらい詞ばかりなので特筆することはそこまでないですが、変なところは1つだけありました。

それは『多分君じゃなくてよかった』という部分です。

これ『多分私じゃなくていいね』と言っていた1番との対比で『語り手が彼氏の方に入れ替わってる…?』と一瞬思わされるのですが…

その直後の『もう泣かされることもないし 私ばかりなんて言葉もなくなった』『いや泣いてた奴かい!語り手変わってないじゃん』とズッコケさせられます。

なんか下手なんだよな…話の始め方&展開させ方が。

比喩とかも一切使ってないし、『義務教育終えてない中学生が頑張って歌詞書いてみました』って感じの雰囲気漂ってますよ。

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Cメロ→ラスサビ

『好きという気持ち また香る』からの『声も顔も不器用なとこも 全部全部大嫌いだよ』意味不明です。

さっきからさあ…サビ前→サビで矛盾してるのなんなん?
好きなのか嫌いなのかはっきりしろ。

確かにこういう”直前に行ったことを翻すような歌詞書くミュージシャン”って何人かいますけど…彼らのほとんどはちゃんと曲の最後の方で辻褄合わせてくるんですよね。

しかし優里の曲ではそういうのが一切ないので、『”直前に行ったことを翻すような歌詞書くミュージシャン”に憧れて僕も真似してみました!でも深い意味はないです!』って感じの印象を受けるんです。

てか『好きという気持ちが香る』ってどういうことだよ。
意味わかんないです。
『好き』という気持ちは無臭ですよ。普通に。

『月灯りに魔物が揺れる』『暗闇に色彩が浮かぶ』『赤黄藍色が胸の奥』とかの部分もさあ…

”意味ありげな歌詞書くミュージシャンの真似をしてる中学生”みたいな雰囲気が漂いすぎてるんだよな。

なぜならこれらのセリフには深い意味が一切こもってないからです。

”薄っぺらい”という言葉が最も似合うミュージシャン&曲なんじゃないかな、と思ってしまいますね。

まとめ

ということで、今回は優里『ドライフラワー』の歌詞をひどいと思ってしまった理由について話していきました。

いやー本当に…聴いてて『ん?』となってしまうレベルの曲でしたよね。

こんなのがヒットしたっていまだに信じられないです。

おじさん達が言う『若者の読解力下がってきてるぞ』ってセリフ、あながち間違いじゃないのかなと思えてきました。

『メロディや音が素晴らしすぎて歌詞に注目されてない』みたいなパターンでもなく、バリバリ歌詞で共感を呼びヒットしている曲ですからね?これ。
おかしいですよ。

しかし、この記事を読んで『確かにおかしいわドライフラワーと気づいてくださった方がいたのならそれで幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。