こんにちは。
横浜市金沢区に20年近く住んでいる者です。
今日は金沢区に住んでいる人たちの年齢層やそこからくる住みやすさなどについて、現在進行形で長年住んでいる僕が語っていきたいと思います。それではどうぞ。
ここから右を向けば海も見えます。眺めは良い。
年齢別人口が偏ってる街
平日昼間
平日昼間はご老人しかいないです。
街を歩いている人の8割ぐらいがご老人なんじゃないかな…？と思えてしまうほどです。本当に。
そして残りの2割は40〜50代ぐらいで主婦っぽい感じのおばちゃん達が占めてますね。
若者は一切いません。僕以外。
活気も一切ないです。若者がいないので。
せいぜいスーパーの入り口付近がガヤガヤしてたり（謎の手押し車みたいなやつを老人はみんな置くため）、シルバーヘアのおばあさん達の井戸端会議（声がめちゃくちゃ大きい）が聞こえてくる程度ですね。
正直、僕のような20代の人間が平日昼間の金沢区にいたらかなり浮きます。
学校に通っているぐらいの年齢だったら同世代がたまーにいると思うんでまだいいですが、そうでない若者は『珍獣いるじゃん…』みたいな目線で見られますよ。マジでご老人達に顔をガン見されます。
同級生はほぼ全員都会の方に行ってしまっていますし。
なので老人からしたら天国でしょうが、若者からしたら住みやすい街では一切ないですね。
東京も遠いですから…
しかし、治安はめちゃくちゃいいです。これも若者がいないからでしょうね。
前述の通り僕は20年近く住んでいるのですが、（平日昼間には）ヤンキーとかそういう類の人間を見たことがありません。
まあ埋立地の方に住んでいたらそうも行かないんでしょうけど。（僕が住んでいるのは能見台という非埋立地です）
平日夕方〜夜
平日夕方〜夜はご老人が5割ほど、サラリーマンが3割ほど、小中高生が2割ほどって感じの年齢層ですね。
この時間帯になってもまだご老人が一番多いです。
駅前とかでもですよ…？
本当に…高齢化ヤバいんだなって…（しみじみ）
そして活気も別にないですね。
ご老人はお買い物や駄弁り、サラリーマンや小中高生は帰宅という目的で行動してるだけなので。
ベッドタウンの悲しい性です。
ただ、昼間と違って10代の人間が浮くというようなことはないですね。
しかし20代の人間は相変わらず浮きます。
なぜなら同じような年齢の人間がいないからです。
サラリーマンが3割ほどと先述しましたが、そのサラリーマンも40代より上ぐらいの人ばかりなんですよね。
20〜30代の若者はいません。
しかし相変わらず治安はいいです。
夜中になるとたまにバイクが爆音で走ってる音が聞こえてきたりはするものの、基本的に街は静かです。
というか10時過ぎぐらいになるとそもそも出歩いてる人が全然いないですね。
昔、夜に散歩した時本当に誰もいなくてびっくりしましたもん。
『人がたくさん住んでる街なのにこんな静かなことあるんだ…』って。
これは若者がほぼいないメリットですね。
土日
土日はご老人が5割ほど、家族連れが3割ほど、10代の少年少女が2割ほどという感じの年齢層ですね。
もう時間帯や曜日関係なく老人が一番多いのはこの街この国の性なんだろうな。
相も変わらず20〜30代の人間はいません。
土日は平日夕方〜夜とほぼ同じような街の具合で、サラリーマンたちが家族連れに変わっただけって感じです。
シーパラですら40〜50代ぐらいの人が一番多いですからね。活気はありません。
しかし治安はいいです。
どこ行っても老人と家族連れで混雑&渋滞ですけどね。
まとめ
横浜市金沢区はよっぽど静かに暮らしたいと考えてるわけじゃない限り若者には向かない街です。
横のつながりがほとんど作れないですし、頼みの綱である同級生たちも都会に出ていってしまうので。
本当に今は区民の6割ぐらいがご老人な印象です。
しかし年齢別の人口を調べると『金沢区民のうち65歳以上が占めている割合は40%あまり』と出てきます。
金沢区に住んでいるサラリーマンは都心と家の往復だけをしているような人ばかりなので、僕は実際その数字よりご老人達が多いように感じてしまっているんだろうなと思います。
これもまたベッドタウンの悲しい性ですね。
しかし逆を言えば『同じような年齢の人が多いところに住みたい』と考えているご老人方や『平和なところで子育てをしたい』と考えている子育て世代の方々にとっては住みやすいということです。
そしてこの街で育てられ、すでに育ち切ってしまった僕は一刻も早く文化の中心地である東京、とまでは言わないでも横浜市港北区あたりに引っ越したいです。
『子育てする』のには向いてますが、その結果育ち切った若者には窮屈な土地ですよ。
