3年前、僕はヤマハのFG820というアコースティックギターを島村楽器のCoaska Bayside Stores横須賀店にて買いました。
そのギター自体は素晴らしく、今も特に問題なく使えているのですが…正直買った店(島村楽器)が酷かったです。
別のお店で買えばよかったなと後悔しまくっております。
具体的に何が酷かったのか、実際に体験した僕の口コミを今回の記事では語っていきますね。
ひどい商売の仕方ですよ
プライベートブランドの楽器を押し売り
まず、FG820を指名買いするつもりでお金を握りしめ店内に入った僕が初心者向けのアコースティックギター達を眺めていると…2〜30代ぐらいの若い男性店員がどこからともなくやってきて『何かお探しですか?』と声をかけてくれました。
僕は『ヤマハのFG820ってギターを探してます』と言い、それに対して店員さんは『わかりました。奥に在庫あるんで持ってきますね。』と言ってくれました。
『わりと親切だな』と思ったりしながら待つこと数分…店の奥から出てきた店員さんの手にはなぜか2本のギターがありました。
そして、そのうち1つはヤマハFG820ではなく『ジェームス』という島村楽器のプライベートブランドのアコギだったんです!!!
『ん?なんだそのギター?俺が頼んだのFG820だけだよな…?』と思って店員さんに『そのギターなんですか?』と聞いてみると『これはジェームスのアコギです。ヤマハより安いです。』というクッソ大雑把な答えが返ってきて…若干モヤモヤしましたね。
しかし僕は当時エレキしか持っておらずアコギに関しては完全な初心者で、ジェームスが島村楽器のプライベートブランドだなんて知らなかったので『これだけ大きいチェーン楽器店の店員さんがすすめるってことは良いギターなんでしょ』と思い込み、比較検討を始めてしまいました。
FG820とジェームス(モデル名不明)、どちらも試奏してみたところ前者はアタック感のあるクッキリとした音、後者は温かみのあるぼんやりした音をしていて正直『どっちも良いな』と思ったんですけど…ジェームスはピックガードがダサかった&店員さんは僕が聞いてもないのに『ジェームスは良くてぇ…』とか語ってきて引いたのでFG820を買うことに決めました。
しかし『FG820買います!』と店員さんに言うと、彼はなぜかあまり嬉しそうではなく『はぁ…わかりましたぁ…』というちょっとしょんぼりしたような反応をしてましたね。
FG820を買ったものの、傷に気づく
そうしてFG820を手に入れた僕です。
買った当初は本当に嬉しくて、1日何時間も弾いていましたね。
しかしある時(買ってから3日後ぐらい)気づいてしまいました。
フレット横のバインディング部分に黒い傷が入っているということに…!
(直したため写真とかはないです。すみません)
見つけた瞬間かなりショックを受け、即島村楽器に電話しました。
そしてそれに出たのは僕にジェームスを勧めてきた男性店員だったんですけど『んじゃあ持ってきてください。とりあえずそれで状態を見るんで。』と言葉遣いも対応も悪かったです。
状態見るならメールとかで写真送った方が絶対手っ取り早いと思うんですけどね…
てか不具合があった時に客から店へ出向くって普通なの?
以前クロサワ楽器でレスポールジュニアを買って傷が入ってた時は『着払いでこちらへ送ってもらって構いません』という素晴らしい対応をしてくれたんですけどね…
同じチェーン楽器店の中でも雲泥の差がついています。
そして傷は結局自分で直したので、その後島村楽器に行くことはありませんでした。
おすすめできない理由
それではここから僕が感じた『島村楽器がおすすめできない理由』を2つ挙げていきます。
初心者を狙って強引にプライベートブランド楽器を勧めてきた
1つ目は『初心者を狙って強引にプライベートブランド楽器を勧めてきた』という点です。
前述の通り、3年前島村楽器を訪れた時点で僕はアコギの事を全然知らない初心者でした。
そして当時引きこもりの高校生で芋臭かった僕は店員さんから見ても『こいつ明らか初心者やんけ!』って感じだったと思います。
聞いてすらないジェームスのギターを強引に勧めてきたのは、そんな『どう見ても初心者』である僕の見た目も要因にあったのではないかなと感じていますね。
4〜50代ぐらいで長髪の『どう見ても歴戦のロックンローラー』って人が来たとしたらジェームスのギター勧めるとかありえないでしょ。冷静に考えて。
実際僕の知り合い(メン募サイトで知り合った)にそういう歴戦のロックンローラーがいるんですけど『島村楽器で押し売りされたこと?そんなん一回もないよ』って言ってました。
初心者っぽい見た目の人を狙って自分たちだけが稼げるプライベートブランド楽器をクッソ不自然に勧める。
これを『酷い』と言わずしてなんと言うのでしょうか。
傷が入ったものを正規価格で売っていた
2つ目は『傷が入ったものを正規価格で売っていた』という点です。
先ほどの項目で書いた”傷を見つけてショックを受ける”というくだりを読んでいただけてればわかると思うんですけど、僕の傷入りFG820って普通に正規の価格で買ったやつだったんですよね。
傷に気づいた後電話した時に『なぜ傷入りなのに正規の値段で売ってたんですか?』と聞いたら『気づきませんでした』みたいなことを言ってました。
黄色いバインディング部分にわかりやすく黒色の傷が入ってたので割と気づきやすかったと思うんですけどね…
というかもし本当に傷に気づかないまま商品を管理してたんだとしたらそれもかなり問題だと思いますよ。
前述の通り対応もダメダメでしたし、信頼できる楽器屋では一切ないのかなという気がしています。
まとめ
ということで、今回は『初心者だった時、島村楽器で地獄を見た体験』と『そこから学ぶ島村楽器がおすすめできない理由』を話していきました。
いやー本当に『酷い』という言葉が相応しい楽器屋でしたよね。
チェーン店特有の規模を生かした”自分たちのことしか考えていないプライベートブランド楽器の押し売り”と”売ったらそれで終わりだと勘違いしている対応の適当さ”が特にヤバかったです。
初心者さんには自己防衛のため行かないことを心の底からおすすめします。
せっかく自分を表現するため楽器をやっているのに、弾いてるものが『押し売りされて買ったやつ』だったら最悪ですからね。
今回の記事が島村楽器の評判を知りたい方々へ届いたのなら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。