2017年から活動を始め、アニメ『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』や映画『えんとつ町のプペル』などとのタイアップで邦楽界において少しだけ人気を博していたポップスミュージシャン、秋山黄色。
タイアップ先の映画やアニメへ必死に合わせに行ったような歌詞がアニメファンの間で受けていましたね。
しかし2022年に同居していた女性に対し傷害を負わせた罪で逮捕されると風向きは変わります。
芸名が『子供の頃黄色い車を敵視していたから』という由来なのも相まって『こいつヤベー奴じゃん』と周知され、お茶の間に平然と出てくるようなことはなくなりました。
そして、そんな彼は2024年6月現在何をやっているのかというと…
フッツーに音楽活動です。
曲も出してますしライブもやってます。
というか傷害事件の半年後にはもう普通にシングル出せてました。
いやおかしくない…?
とそれに対して僕は思ってしまったので、今回の記事で詳しく話していきますね。
秋山黄色が平然と復帰できるの、おかしいよ…
事件の詳細
まず『秋山黄色はどういう人間で、何をしでかしたのか』という詳細の部分について見ていきましょう。
「女性は泣いてパニックになっている感じでした。しかし、新井容疑者はそれを無視して彼女の髪の毛をひっぱり、マンションの廊下を引きずり回していましたね」
出典:「髪を掴んで引きずり回され…」人気アニメ“ヒロアカ”担当ミュージシャン・秋山黄色(26)が交際女性へのアルコールバイオレンスで逮捕!
同棲していた女性の髪の毛を引っ張りマンションの廊下を引きずり回していた、と…
うん、普通に傷害ですね。
『やらかしちゃいました!てへへ!』で許されることではもちろんないですし、ファンがいなくなってしまっても全く不思議ではないような行為です。
しかもこれ『交際相手の女性にやってる』ってところがミソです。
『女性のような”弱い相手”にしかイキれないんだな』という印象を受けるので。
強い相手や権力を持った相手に立ち向かっていく”本物のロックンローラー達”とは全然違いますし、堂々とこんな弱いものいじめしちゃってるやつがロックなわけないですよ。
ただのクズですね。
謎の不起訴
と、交際女性に対して傷害を負わせた秋山黄色ですが、逮捕された後どうなったのかというと…
東京地検は14日、東京都渋谷区の自宅で知人女性に暴行し、けがをさせたとして、傷害容疑で逮捕された「秋山黄色」として歌手活動をする新井悠也(26)について、不起訴とした。理由を明らかにしていない。
出典:秋山黄色、不起訴 知人女性への傷害容疑
不起訴になりました。
まあ傷害罪は起訴される確率が3割ぐらいしかないみたいですし、不起訴になったこと自体はそこまでおかしくないんですけど…
理由が明らかにされていないのはちょっと…
不自然ではありますよね。
なお秋山黄色の所属事務所・レーベルはソニーミュージックです。
音楽界では最もお金と権力があるところです。
『あっ…』
と思われても仕方ないですねこれ。
そして普通に復帰
そんなこんなで、事件を起こした後も秋山黄色は普通に音楽活動をしています。
事件から約4ヶ月後の2023年3月には自身の弾き語りツアーで公の場への復帰を果たしていますし、7月にはシングル『蛍』をリリースしています。
そして今年3月にもシングル『ソニックムーブ』をリリースしていますね。
いやー…
なんか本当に普通に活動できてるんだな。
傷害事件起こしてんだぜこいつ…?
ソニーミュージック、犯罪者に対して甘すぎない…?
事件起こしたやつなんか問答無用で契約解除だろ普通。
なんでそのまま曲作らせ続けてんだよ。
クビにできない契約にでもなってるんですかね…
こんな会社が日本音楽界の覇権を握っちゃってるうちは絶望ですね、この国。
事件を美談にする気持ち悪いファン達
前述の通り事件後も普通にライブをしている秋山黄色ですが、復帰直後のライブのレポートを見てみたら『ファンもちゃんと気持ち悪いんだな』と思わざるを得ませんでした。
一部を引用して見てみましょう。
そこに嘘がなくて、やっぱり秋山黄色の人間性がその言葉に滲んでいるからこそ、客席からはすすり泣くような声も至る所から聞こえてきた。
「待っていてくれる人がいるから、こうしてまた歌おうと思いました。本当に来てくれてありがとうございます。今日はよろしくお願いします」
と真っ直ぐに観客に向かって口にするとラップトップからイントロダクション的な音が流れるのであるが、その音が聞こえなくなるくらいの大きくて長い拍手が起こる。それは秋山黄色が歌おうとする直前まで鳴り止まなかったのであるが…
〜中略〜
この日はライブのルールとしてまだ合唱はできないけれど、多少の声出しならば可能であり、曲間には
「おかえりー!」
などの観客の声が響き、その声に対して拍手が起こるという、観客が同じように秋山黄色を愛する仲間に対するリスペクトを感じさせるような温かい場面も多々あったのであるが、
「最高にカッコいい!」
という観客の言葉に対して秋山黄色が
「これからはずっとカッコいいままでいるから!」
と返して…
出典:秋山黄色 「MY COLOR」 @Zepp Haneda 3/31
『客席からはすすり泣くような声も至る所から聞こえてきた』
『大きくて長い拍手が起こる。それは秋山黄色が歌おうとする直前まで鳴り止まなかった』
『「おかえりー!」』
いやなんで美談みたいな雰囲気出てんだよ。
事情を知らない人が見たら『このミュージシャンは病気とかから復帰したのかな…?』と勘違いしてもおかしくないでしょこれ。
ただ実際はマンションの廊下で騒ぎながら交際相手に傷害負わせて、その交際相手のみならず近隣住民にまで迷惑かけまくってて、理由も明らかにされず謎に不起訴になったような奴のライブレポートですからね?
美談にできるようなことではもちろんないです。
というか、どんなに好きなミュージシャンでも傷害事件を起こしたのなら復帰した時に泣いてまで歓迎することなんて普通できないと思うんですけどね…
異常ですね。
事件後でも普通に秋山黄色のファン(というか信者)やってるような奴ら。
まとめ
ということで、今回は『傷害事件起こしといてフッツーに復帰できてる秋山黄色をおかしいと思う話』をしていきました。
いやー…本当に胸糞悪いミュージシャンでしたね。
ファンも事件を美談にしようとしてて気持ち悪いですし、願わくば公の場にはもう二度と現れないでほしいものです。
ただ事件以降Youtubeに上がってるMVの再生数は激減してるんで、そこは救いではあります。
見限った人が多いってことなので。
まあ『タイアップできなくなったから単純に映画やアニメから曲を聴きに来てた人が消えただけ』って説もありますが…いずれにせよオワコンであることには変わりないです。
僕個人的には事件云々を抜きにしても『”俺ロックですよ…?”みたいな面してるけど実態はタイアップばかりなポップスミュージシャン』が嫌いなので、聴かれなくなってるのは嬉しい傾向ですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。