僕はグリーンデイというアメリカのバンドが大好きなのですが、このバンドについてグーグルで調べようとすると『グリーンデイ 日本嫌い』という謎の検索候補が出てきます。
他にもレッチリやウィーザー、AC/DCなどのバンドの検索候補にも『日本嫌い』という言葉があります。
レッチリ(アンソニーのみ)とウィーザー(クオモのみ)に関してはそう思われても仕方ない言動してるんでしょうがないですが、グリーンデイに関しては事実無根の可能性が高いです。
というか世界を相手に商売してるミュージシャンがわざわざ一国を敵に回す発言するメリットないでしょ。
気にしすぎよ
主語が大きい
『グリーンデイ 日本嫌い』『AC/DC 日本嫌い』などと信じ込んでいる人は、おそらく『日本を褒める外国人に好感を持ち、日本の問題点を指摘する人は嫌う』という変な特性を持った人が多いと思うんですよね。
しかしそれに対して僕が思うのは『主語が大きい』という事。
日本が褒められてても自分が褒められてるわけじゃないんですよ??
その逆も然りで、日本が嫌われてても自分が嫌われているわけではないんです。
なので本当かどうかもわからないネット上の情報に惑わされ、海外ミュージシャンに対して複雑な感情を抱く必要はないです。
そもそも外国人が他国を評価する時というのは、治安や文化などの複合的な要素を見ることが多いでしょう。
何回も言いますが、『自分という個人』に対しての評価ではないんです。
いちいち主語を大きくして、”国単位”で嫌われてるかどうか気にするのはやめようよ…って思います。
『あのミュージシャン日本嫌いなんだ、じゃあ俺もあのミュージシャン嫌いだわ』という感情になってしまっている人にはもはや目も当てられませんね。
そんなに日本好きだったん?自国の人間から見てもダメなところいっぱいあるのに?って思います。
日本人である前に、まず海外の人たちと同じ『人類』の一人であるという自覚を持つべきなんじゃないかな…
国という括りだけにプライドを持って、その評価を気にするのは意味不明ですよ。
そもそもデマ
『グリーンデイ 日本嫌い』についてネット上をくまなく探してみましたが、根拠となる情報は一つも見つかりませんでした。
メンバーが何かについて発言したとかの信頼できる情報源を提示しているメディアが本当に一つも出てきませんでした。
あるのは『グリーンデイは日本の嫌いはなぜ?やばいと言われる理由もまとめてみました!分かりませんでした!』みたいな素人でも書ける何の価値もない噂記事だけです。
デマなんですよね。もう。
ただ検索エンジンの仕様上、こういうネガティブなワードが上位表示されるのは仕方ないっちゃ仕方ないです。
根拠のない噂でも一度検索候補に表示されるとみんな気になってクリックしちゃいますから。
というかそもそもグリーンデイをちゃんと聴いてる人なら全員わかります。
ビリージョーは人を国で括って嫌ったりは絶対しません。
めちゃくちゃリベラルですもん彼。
弱者に寄り添う歌詞を常に書いてますし。20代前半のイケイケの頃から。
まとめ
噂におひれがついて、検索エンジンの特性もあいまってこの検索候補が広まってしまっていた感じでした。
まあ日本だけのことではないんでしょうけどね。
海外でも『他国の反応』というコンテンツはあるみたいですし。
ただそういった国単位で人を判断し、好意を持ったり敵意を持ったりすることに違和感を感じたので今回こういった記事を書きました。
僕の気持ちが伝わっていたら幸いです。