宅録でアコースティック楽器を録音する時、マイクをどこに置くか地味に迷いますよね。
そこで今回はスマホスタンドを使った場合、机に直で置いた場合、太ももの上に置いた場合、床に置いた場合の4つのとり方でアコギの音を録音してみました。
なおギターはヤマハFG820で弦はエリクサー、ナノウェブの10-46です。
マイクはIPhone SE2です。
ピックはジムダンロップのトーテックススタンダード1mmを使用しました。
検証
机の上にスマホスタンドを置き、それに乗せて録音した場合
ジャキジャキ感があっていい音ですね。
スマホスタンドはこれを使いました
キャ◯ドゥで計220円で買ったものです。
次はスタンドから外して机に直で置いた場合の音です。
机に直で置いた場合
アコギのサウンドホールに近づいた分、ダイレクト感が増しましたね。
しかし暖かみというか、部屋全体の音が広がってる感じは少し減ってしまったような気がします。
個人的にはスタンドに乗せた時の音の方が好みです。
次はふとももにスマホを置いて録音した場合の音です。
ふとももに置いた場合
ダイレクト感がさらに増して、音もかなり大きくなりましたね。
弾き語りなどで感情を揺さぶるような音楽がやりたい場合はこの録音方法が良さそうです。
マイクを持ってなくてスマホで録音せざるを得ない場合限定ですが…
次は床にスマホを置いた場合の音です。
床に置いた場合
床に直接置くのはきたないのでティッシュをまず置いて、その上にスマホを置きました。
部屋全体に響いてる感がすごいですね。
スタンドに乗せて録った時感じた広がり感をさらに大げさにしたような音です。
バッキングでアコギの音をあまり目立たなくしたい場合に僕はこの録り方をしようと思います。
ピッキングの位置でも音はだいぶ変わります
最後におまけとして、サウンドホール周辺で弦をピッキングした時とブリッジ周辺でピッキングした時の音の差も置いておきますね。
ニルヴァーナのHeart-Shaped B◯xっぽいリフです。
サウンドホールの真上でピッキングした時
ブリッジの近くでピッキングした時
ブリッジの近くでピッキングすると、エレキのリアハムバッカーみたいな音が出ます。
グランジっぽいロックの音が出したい時に使える音ですよね。
まとめ
当然っちゃ当然なのですが、サウンドホールに近づくにつれ迫力が増した音になりました。
逆に離すと広がり感が出て、これはこれでいい音だなと思いましたね。
DTMerさんや弾き語りをする方の参考になったら幸いです。読んでくださってありがとうございました。