RADWIMPSが終わった理由。曲調が変わってロックじゃなくなった上にメンバーも嘘をついてしまいました。

RADWIMPSが変わって終わった理由 わたしの意見

2001年に結成された日本のポップロックバンド『RADWIMPS』

ギターボーカルの野田洋次郎が書く感傷的な歌詞やギタリストの桑原彰が奏でた技巧的なギターリフが注目を集め、2000年代後半に当時の若者たちから大きな支持を集めていたバンドです。

その勢いを持ったままの2016年には、映画『君の名は。』とのタイアップ曲『前前前世』を大ヒットさせ、若者のみならず全ての世代からも認知される国民的バンドとなりました。

そんなRADWIMPSですが…

前前前世以降、全く存在感がないことに皆さんお気づきでしょうか。

HINOMARU騒動や野田洋次郎の優生思想発言だけは話題になりましたが、それ以外ではほとんど注目されることがなくなってしまっていますよね。

唯一話題になったのは今月17日に発表された桑原彰の脱退に伴う騒動だけ。
楽曲には全く注目されず人間関係のいざこざのみが話題になっているという、もう本当に悲惨な状況です。

しかしこれにはもちろん理由があります。
それはロックだった音楽性が中途半端にブレ始めた上、曲単位で見てもシンプルにつまらなくなったからです。
桑原彰の脱退騒動などと併せて『RADWIMPSが終わった理由』として紹介していきますね。

変わって終わったRADWIMPS

かつてはちゃんとロックだった曲

前前前世以降のRADWIMPSのつまらなさを理解していただくために、まず2000年代後半のちゃんとロックンロールをしていた時代の曲を貼っていきます。

2009年発売の5枚目アルバム『アルトコロニーの定理』の収録曲『叫べ』

うん。
ちゃんとロックをしていますよね。

ギターが歌い出しのサビの時点でもう勢いよくかき鳴らされています。

AメロやBメロでもロックの王道であるパワーコードを用いたりしながらメロディに沿ったジャキジャキハムバッカーサウンドが出されていて、『これぞJ-ROCKの王道』といったような印象を受けるアレンジですね。

歌詞も基本は自分が主人公のストーリー調でありながらところどころでハッとさせられるようなフレーズを入れてくるのがすごく特徴的ですし、それがRADWIMPSっぽさを作り上げています。

『今日が誰かの人生の始まりの一日目なんだよ』
『今日が誰かの人生の一番最期の日だったんだよ』

もうこれぞ野田洋次郎といった哲学的で感傷的な歌詞。

この時期のRADWIMPSはほんと大好きです。
2000年代後半の日本においては最強のバンドだったんじゃないかと思いますよ。

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終わる

と、最強だった2000年代後半のRADWIMPSの曲を聴いていただいた後に…近年の曲を聴いてみましょうか。

2018年発売の通算10作目アルバム『Anti Anti Generation』から人気曲『そっけない』

まずイントロでは野田洋次郎がピアノを弾いています。

そしてコード進行を1巡した後、お得意の弾き語りを始めました。
前前前世以降めっちゃ増えてるやつですね。

2015年ぐらいにどこかのインタビュー記事で『25歳から独学でピアノを練習し始めて、最近ようやく弾けるようになってきた』みたいなこと言ってましたが…

その影響で近年の野田洋次郎はこういうピアノでの弾き語りを多用しすぎてしまっています。
君の名は。の主題歌『スパークル』や天気の子の主題歌『愛にできることはまだあるかい』なんかが代表的ですよね。

『シックな感じ出したいからとりあえずピアノで弾き語りしよ…』みたいな思考回路になってしまっているのかな。

音楽家としての引き出しが減ってしまっています。
独学でピアノを弾けるようになったことがよほど嬉しかったんですかね。

いちリスナーとしてはもう聴き飽きたって…ピアノでの弾き語り。

てかバンドサウンドどこいったん…?

ギターの音もドラムの音も、1番のサビからで申し訳程度にしか入っていません。
ベースに関してはもはや音小さすぎてヘッドフォンとかつけないと聴こえないし。

こんな曲わざわざバンドとして発表する必要性ある…?

完全に『野田洋次郎とゆかいな仲間たち』になってしまっていますよね。

まあそれでも曲が良いなら問題はないですが…

結果としては2000年代に比べるとはるかに掴みどころがなくつまらない曲になってしまっているわけなので、もう終わってます。

不倫し野田に『ダサい』と言われてしまう桑原

そんな感じで、近年つまらない曲ばかりを発表してしまっているRADWIMPSですが…

追い打ちをかけるようにギタリストの桑原彰が不倫しました。

そして桑原彰は不倫後の振る舞いを野田洋次郎に『ダサい』と言われてしまいます。
見てみましょう。

再三に渡って奥さんに「もう会わない」と伝えながら会っていたこと、メンバー間でも実際そういった不倫行為などがないか幾度か会話もしてきた経緯があり、その都度彼は「ない」と断言していた中での今回の報道に、僕たち自身が深く傷ついています。こんな中途半端でダサいことをするやつだったのか、と。また、目の前で何度も泣いて謝ってきたことに非常に違和感を覚えました。一年以上にも及ぶ関係、一時の気の迷いといったものではなく、確信的にそういった関係を続けてきた中で、バレた瞬間に泣いて詫びるその姿にです。
バレなければ続けていたということ、バレたから謝罪をしたことに納得がいきませんでした。

ご報告|RADWIMPS OFFICIAL SITE

全体的に正論ですね。

不倫行為について『ない』と言っておきながら実際にはガッツリ不倫していて、嘘をつかれた形になると…
そして文春によって不倫が暴かれた後、泣きながら謝ってきたと…

人としてかなり薄っぺらいことをしています。
野田洋次郎が最も嫌いそうな人間です。

てか20年も一緒に音楽やってきたメンバーに平然と嘘をつくの、ありえねえな。
他メンバーに大きな不信感を抱かれてしまっても全く不思議ではありません。

そして、この件によって生まれた不信感や亀裂は最悪の形で現れることとなります。

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桑原脱退

皆さんもご存知の通り、今月17日に桑原彰がRADWIMPSから脱退しました。

この度、弊社所属アーティストRADWIMPSの桑原彰が10月17日をもちまして、バンドを脱退することとなりました。
応援してくださる皆様、関係者の皆様には突然のお知らせとなり、誠に申し訳ございません。
20年以上にわたり活動を共にしてきた中で、メンバー間において少しずつ考え方や想いに相違が生まれ、話し合いを重ねてきましたが、このような結論に至りました。

ご報告|RADWIMPS OFFICIAL SITE

理由は『20年以上にわたり活動を共にしてきた中で、少しずつ考え方や想いに相違が生まれた』とのことです。

まあ当然でしょう。
メンバーに嘘をつきながら不倫する男と考え方や想いが一致する人間なんてそうそういません。

『じゃあなんで20年以上も一緒にバンドやれてたんだ…?』と一瞬疑問には思ってしまいましたが、今まで桑原が必死に本性を隠してたり、仮にそれがバレても他メンバーが許してたってだけの話でしょうね。
ガ◯シ◯が一昔前桑原の素行について色々と暴露してたし、今に始まった話では絶対にない。

今回ばかりは擁護できないほど大きい嘘をついた上に迷惑もかけてしまったので、他メンバーも許せなくなったということなのでしょう。

ギタリストとしてはすごく良い音を鳴らしていた瞬間がたくさんあっただけに残念ですよね。
me me sheのリフみたいにクリーンを弾かせても上手いし、セツナレンサみたいにゴリゴリに歪ませても良い。
彼の鳴らす”音”に関しては私は好きでした。

しかしそれはもう聴けなくなってしまったということで、ロックバンドとしてのRADWIMPSは完全に終わりです。
悲しいですけどね。

そして転売屋になる桑原

そうしてRADWIMPSを脱退した桑原彰ですが、現在何をやっているのかというと…
twitterとかでバズってたのでご存じの方も多いですよね。

バンドTシャツの転売屋になりました。

もう終わってますね。

RADWIMPS辞めてやることがヴィンテージ物のバンドTシャツの転売って…残念すぎる。

てか値段高すぎ。ふざけてんだろこれ。
赤の他人が使い古したTシャツを誰がこの値段で買うんだよ。

と思ってヴィンテージバンドTシャツの相場を見てみたら、90年代のものでもやはり5000〜20000円ぐらいが相場でしたね。
メルカリとかでぼったくろうとしてる奴らを除き。

社会に出たことがないのかなんなのか知りませんが、桑原彰は自分が売りたい物の価値を客観的に見れてません。

世の中舐め腐りすぎだしもう普通に働いた方がいいと思う。

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まとめ

ということで、今回は『RADWIMPSが終わった理由』について解説していきました。

いやー…酷かったですね。

野田洋次郎はバンドでやる必要性皆無のオ◯ニーみたいなピアノ弾き語り曲しか作らないし、素行の悪さで他メンバーに嫌われ脱退した桑原彰はTシャツの転売屋になってるしで…

グーグルの検索候補に『終わった』と出てくるのも全く不思議ではない状況になってしまっていました。

しかしギターボーカルが2000年代後半に神曲を連発した野田洋次郎であるという事実はどう転んでも変えようがないので、なんとか頑張ってもう一花咲かせてほしいですね。
ロックバンドという形でなくても。

最後まで読んでくださってありがとうございました。