YAMAHA FG820
3年ほど前に島◯楽器で購入したヤマハ・FG820のレビューをします。
僕が買った当時の価格は3万4000円ぐらいだったと思います。(今相場を調べたらサウンドハウス以外のお店では僕が買った時よりだいぶ値上がりしてしまってますね…)
色はナチュラルです。他のカラーバリエーションに関してはヤマハの公式サイトをご覧ください。
オータムバーストも綺麗な色でいいですね。
ちなみに表板の左下にある傷は宅配便が来た時雑にスタンドに置いたら倒れてしまってできたものです…ヤマハや楽器店の過失ではありません。
音
では早速ですがビートルズを弾いてみました。お聴きください。
弦はエリクサーのナノウェブの10-46、マイクはIPhoneです。
Let it beです。
Here comes the sunです。
どっちも微妙にミスってますね…すみません、精進します。
僕の下手さは置いておいて、3万4000円のギターだと考えたら音自体は悪くないのではないでしょうか。
いい音かどうかの判断は各々にお任せしますが、個人的には満足しています。
弾きやすさ
弾きやすさに関してです。
僕は買ってから気づいたのですが、このFG820はスケール長(ナットからブリッジまでの長さです)が650mmなのでギブソン等の628mmミディアムスケールより長いんですよね。
自分はもうこのギターに慣れたので弾きづらさとかは全くないですが、ほとんどの日本人には若干短いミディアムスケールの方が弾きやすいとは思います。
そのため『少しでも弾きやすいギターが欲しい!』という場合はスケール長634mmのFS820をオススメします。
しかし最初に弾きにくいギターを買って慣れちゃえば、その後どんなギターを弾いても『弾きにく!』ってなることはないと思うので僕は後悔してないですね。
そしてこれは島◯楽器の仕業でもあると思うのですが…
弦高がめっちゃ高いです。買った時からそうでした。
調整とかしないのかな…?これが弾きにくさに拍車をかけています。
しかし弦高が高ければ音が良くなるというメリットがあるので、おそらくそっちを優先しているのでしょうね。
FG830、FG800との違い
実はこのFG820には上位機種と下位機種があります。
上位機種が『FG830』、下位機種が『FG800』ですね。
主な違いとして、FG830は裏板と側板がローズウッドになっており、裏側板がマホガニーのFG820に比べるとシャープでくっきりとした音が出ます。
逆に言えばFG820は830より暖かみのある優しい音が出ます。
それがマホガニーの特性なので。
FG800に関しては、裏側板にナトー(またはオクメ)という廉価版マホガニーのような木材を使用しています。
しかし『廉価版』といえどもそこまでの音の違いはないようです。
海外の方がYoutubeに上げている比較動画です。
正直僕はFG820とFG800の違いが全然わからない…
FG800も全然アリですね。黒のバインディングが気に入れば。(FG820は白です)
初心者にはピッタリ
以上、ここまで自分なりのFG820に対する評価を語ってきました。
そして最終的には『買ってよかった』と思います。
弦高は若干高いものの、その分音がキレイになったり弾きにくさが上達につながるってメリットもあるので…とりあえずは下げずに使っていきたいと思います。
3万4000円でこのクオリティなら初心者さんにはピッタリですね。
FG820の評判が知りたい方の参考になったら幸いです。
そして最後にサウンドハウスのリンクを貼っておきます。本当に何度も買い物をさせて頂いてますが、価格が安いことに加え対応もよいショップです。(詳しい評価はこちらの記事に書いています)
FG820を検討されている方の参考になれたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。