例の流行病やアニメの影響でギターを始める人が増えていますね。
最近はそれも落ち着きつつあるような気がしますが…
いろんなところで『初心者におすすめ!』みたいな言われ方してるのは大抵エレキギターですよね。
アニメの影響なのかな?基本的にどこをみてもエレキでギター始めること前提の話しかしてないです。
かくいう僕もエレキでギターを始めた人間です。
始めて1年ぐらい経ってからアコギを買ったのですが、正直『アコギで始めればよかったなあ…』と思うことがちょくちょくあります。
その理由を書いていきますね。
初心者にはアコギがおすすめな理由
楽しい
まず一人で弾くならアコギの方が楽しい!
これが一番の理由です。個人の見解にはなってしまいますが…
アコギはエレキに比べると温かみのある音が出るので、家でゆったり弾くのに合っています。
それで弾き語りなんかすると最高に楽しいんです。エレキではできない事ですね。(まあできなくはないですがあんまり楽しくないです)
バンドメンバーと頻繁に会って音合わせられるんだったら勿論エレキもめっちゃ楽しいですよ!でもそんな環境でギターを始められる人はあんまり多くないんじゃないかなと思うんです。
正直、家で一人で弾くんだったらエレキはそこまで楽しくないんですよね。
スタジオ行って爆音鳴らしながらバンドメンバーと合わせて初めて快感が得られる楽器だと僕は感じています。
そういう環境にないのであればアコギの方が楽しめると思いますよ。
準備がいらない
2つ目の理由はアコギなら事前の準備が必要ないという事です。
エレキは事前の準備(アンプにシールド繋いで、アンプの音作り設定して…等の動作)をしなければ生音しか出せません。
これが意外と面倒でねえ…特に毎日弾くことが上達する上で重要なギターでは割と足かせです。
でもアコギなら弦を弾くだけで即音が出る!
この差が意外と大きいんですよね。
特に初心者さんはモチベーションをいかに保つかという事がギターを続ける上での最重要課題になってくると思うので、準備は必要ない方がいいですよ。
チューニングするだけで即弾き語りとかできちゃいますからアコギは。
上達する
3つ目の理由はエレキよりアコギの方が若干弾きづらいので上達するということです。
アコギってどこのメーカーのものもエレキに比べるとネックが太い作りになっているんですよ。(エレキでもギブソンのレスポール50sだけは例外です。あれはアコギ級に太いです)
天下のヤ◯ハ製でもそうです。
なのでエレキに比べると若干弾きづらく、それは上達につながります。
弾きづらいと言っても致命的では一切なく、初心者時代の僕がネックの細いヤマハパシフィカからアコギへ持ち替えても特に違和感なく弾けました。そのレベルです。
むしろ今の僕はネックが太くないと頼り甲斐がないすらと感じるようになってしまいましたね…
短所
ここまでいいところを羅列してきましたが、アコギならではの欠点もあります。
それは『立って弾くのがエレキより難しい』というところです。
ネックの太さは先述しましたが、それに加えてボディそのものが大きい事もあるので慣れが必要なんですよね。
座って弾く時はその大きさがいい方に作用し、膝の上で安定するので弾きづらくは全然ないんですけど…
立つとボディが若干遠く感じるのでエレキより弾きづらいです。
なので頻繁に立ちながら演奏する人はエレキを買うべきなのかな…という気はしています。
おすすめ
最後に初心者さんへのおすすめアコギも書いておきますね。
それはヤマハのFG800です。
やはりヤマハはすごく安定しています。
品質のばらつきがほとんどない。
エピフォンや他メーカーのギターを買ってみてしみじみ思います。
僕も実際『FG820』というFG800より少し豪華なアコギを所持しているのですがとても満足しています。(レビューはこちら)
FG820とFG800の違いはアコギ中級者になってようやくわかるかな…?程度のものなので(側面裏面の木材とふち部分の色の違い)僕はFG800をおすすめしています。
Amazon・楽天じゃない方の上記のショップ『サウンドハウス』について『安すぎない?大丈夫なの…?』と思った方はこちらの記事を読んでみて下さい。
僕も最初は怪しんでいましたが、今では見事にヘビーユーザーです。
良いショップですよ。
というか楽器続けてたらいずれサウンドハウスを使うようになる事はほぼほぼ確定なんじゃじゃないかな…
それぐらい良いショップなので。安いし速いしで。
まとめ
ということで『家で一人で弾くことが多いんだったらアコギの方が楽しい。ただスタジオ入ったりで誰かと音楽やるんだったらエレキの方が良い』という結論に僕の中で達しました。
使い方に合わせて楽しそうな方を選びましょう。
この記事を読んでアコギの良さに気づいてくださる方が一人でもいれば幸いです。