僕がバンドメンバー募集サイトを利用してメンバー募集したり他のバンドに参加したりし始めたのが2022年9月ごろの事です。
しかしそれらは全てうまくいかず解散、または自然消滅になりました。(詳細はこちら→バンドメンバー募集サイト、変な奴多すぎ!、ネットで組んだバンド、また解散になりました)
その経験を経てネットでバンドメンバーを集めることの致命的欠点に気づいてしまいましたので、今日はそれについて話しますね。
ネットで出会った人とバンド組んでも続かない理由
薄っぺらい関係性になる
ネットでバンド組む約束をして、まあ実際に会うところまでは行けたとしましょう。いきなりですけど。
音楽の話をし、連絡先交換して解散という流れになるのが一般的だと思うんですけれども…ここで一回冷静に考えてみてください。
初対面から音楽の話しかせず、定期的にスタジオ入って音鳴らすだけの人間と親しくなれますか…?
音楽がなかったら一瞬で連絡取り合わなくなるような関係性の人間と親しくなれますか…?
僕は無理でした。
一緒に音楽活動をやっていると、不満に思うところは必ず出てきます。
『LINEの返信遅すぎだろ…メン募サイト使うほどのネットジャンキーがスマホ数日見ないとかありえないんだから気づいてるはずなのに…』とか『コピー曲の尺(小節数)間違えてるよ…ちゃんと聴いてきてないのかな?』とか『曲と曲の合間にずっとスマホいじってるよ…確認しなきゃいけない事情でもあんのかな?』とかですね。
そういうことを思ってしまった時にネットで組んだバンドというのは不利です。
最初から友達だったわけではなく、たまたまネットで出会って一緒に音楽やってるだけの関係性なのであまり強く言えないんです。
こういう時、音楽やる前からの友達だったら言いたいことちゃんと言えるんで楽なんですけどね…
そもそも変な人が多い
というかそもそもバンドメンバー募集サイト(に限らずネットで集めたメンバーって)変な人が多いです。
普通にやりとりしてたのに突然既読無視してくる人、距離の縮め方急すぎる人、募集要項ガン無視で年齢層もやりたいジャンルも違うのに応募してくる人、女性が書いた募集投稿にしか応募しない人等様々です。
特に演奏するジャンルを定めないで『メンバーが集まってから決めます!』みたいなこと書いて募集してる人が一番多い。そういうバンドには『バンドできればなんでもいいや』って思ってるとかじゃない限り、入ってしまったら辞めたくなります。
なぜなら基本的に人の音楽の趣味が一致するなんてことはあり得ないので、バンドとしてバラバラになっちゃうからです。
コピーだけするとしても『俺あの曲やりたいんだけど…多数決で負けちゃった』って感じの不満が絶対出てきます。
突然既読無視してくる人もかなり多いです。
『バンドやりたいのかやりたくないのかどっちなんだよ!!』って感じですね。
マッチ◯グアプリかなんかだと勘違いしてる人もいますね。
知り合いの20代前半女性がメンバー募集した時1日で全パート集まっててびっくりしましたよ。しかも応募してきたのは全員20代後半の男っていう。
メンバーの男たちの中で険悪な雰囲気流れてそう(笑)
そういう危険な目に遭いそうな状況になるのを避けるため、ネットではガールズバンド形式でしかメンバーを募集しない女性の方も多いみたいです。賢明ですね。
僕は男ですし危険な目に遭ったことなんて一度もないんですけどね。
現実の友達と組めたらなあ…
やっぱり現実の友達に趣味の合う人がいて、その人とバンドやれるってのが一番良いですね。
小さい頃から仲のいい友達で、自分が好きな音楽を紹介したらハマってくれて一緒にバンドやることになった…とかなら最高です。
まあでもそれができないからネットを使ってるのであって、それができたら苦労しねえよって画面の前でブチギレてる方もいると思うので…一応自分なりのおすすめを書いときます。
OURSOUNDSかジモティーなら比較的マシな人が多いと思いますよ。比較的。
関係性薄っぺらい問題を解決できれば。